コクリコ坂からの物語でヒロインの松崎海が「メル」と呼ばれていますよね?日本人の海がなんでメルと呼ばれているのでしょうか?でも仲間や友人もみんなメルって呼んでいるのでなんだかニックネームというよりすでに名前のように感じます。
それにメルとパッとみるともう松崎海という名前よりメルのほうが先に出てきてしまうほど、メルという名前がしっくりくる見た目とキャラクターなんですよね。
メルは確かに長女ではあるのですが、高校生なのにしっかりしすぎていてもう母親のような風格です。もちろん家庭環境がそうした部分もあるのでしょうが、メルが最初から持っている魅力の一つにそういう凛とした母のような包み込むやさしさとドシっと構える強さを持っていたのではないでしょうか。
今回の記事では、
- 「コクリコ坂から」海はなぜメルと呼ばれているの?
- 「コクリコ坂から」メルというあだ名の由来
- 「コクリコ坂から」海の性格
- 「コクリコ坂から」海のモデルはいる?
などを紹介していきますので、コクリコ坂からのメルの魅力に迫っていきましょう!
「コクリコ坂から」海はなぜメルと呼ばれているの?
「コクリコ坂から」海はなぜメルと呼ばれているのには理由があります。誰からメルと呼ばれているということではなくて、友人や仲間、周囲の人みんながメルと呼んでいますよね。
正式には「ラ・メール」なのですが、そこからメルとなったようです。
ただ、もう一つ、母なる海という意味で海は母。そして、母はフランス語で「Mère(メー)」というのですがこの辺も関係しているのかな?という説もSNSではちらほら見えました。
「コクリコ坂から」メルというあだ名の由来
コクリコ坂からでメルと呼ばれているヒロインの松崎海。
メルは海という意味だったのは理解できましたが、いつ誰からそう呼ばれて始まったのでしょうか?
そしてなぜ北斗さんは海さんをフランス語の海で呼んだのか、その情報は特に公表されていませんが、考察している人の中の意見では、ヒロインの松崎海の父親に関係しているのではないかという線が濃いようです。
父親は船乗りで船乗りは基本フランス語を使ったりするのが日常であることもあります。そのためそれらを含めて北斗さんは海のことをメルと呼んだのではないかということでした。
そしてこの北見北斗さんが登場しているのは実は原作であり、映画での北斗さんは女性です。映画では、原作からのキャスト変更をして北斗という同じ名前ですが、原作は男性、映画は女性です。
ですので原作を知らないとこの名前の本当の由来は出てこないわけです。映画でも女性の北斗さんからメルと呼び始めたことにはなっていました。
「コクリコ坂から」海の性格
コクリコ坂からの松崎海の性格をちょっと分析してみましょう。
ヒロインの松崎海は、女子高生で、妹の空、弟の陸の三兄弟姉妹の長女です。そしてこのおうちでは母親が経済観念がないので母親代わりが海なのです。
この物語で重要な風間俊のことも最初は性格的に苦手だったんですよね。次々と騒動を起こすハチャメチャタイプ。真面目な海としてはこういう人を毛嫌いします。でも正反対なため惹かれていくというのもわかりますよね。
メルは女子高生でもあり、家での母親でもあり、コクリコ荘の運営も全部しています。かなり家事のノウハウも持っていて効率よく生活をするので制服を着ていなかったら学生とは思えないキャラクターです。
そしてこのメルが視聴者から愛されている一つのポイントとして髪型があるんです。このチャームポイントのような髪型がかわいいとネットで話題になっていました。たしかにかわいいです。三つ編みのツインテールがメル!幼いころからの写真もこの髪型でかわいくてメルを象徴していますよね。
「コクリコ坂から」海のモデルはいる?
コクリコ坂からの松崎海にはモデルがいるのか?と考えるとなかなかいそうで思いつかないのですが、信ぴょう性は定かではない中でどうやらいるようなんです。
今回のこのコクリコ坂からの作品の監督は宮崎吾郎さん。そうです!宮崎駿巨匠の息子さんなんです!
宮崎吾郎監督は、このコクリコ坂で苦労したのは1960年代設定で自分がその時代を生きていないためどんな時代なのかわからずいたそうです。そのアドバイスのために鈴木敏夫さんが資料を渡したそうなんです。
その資料が、「日活青春映画」の資料。そしてその当時のヒロインはほとんどが吉永小百合さんだったのです。
その経緯があってどこまで参考にしたかは別として目を通して基準としたならば必然とモデルは吉永小百合さんになっているといっても過言ではないのかもしれません。そういわれてしまえばキャラクター的にも表情やしぐさなどもわかる気がしてきますよね。
ちなみにこのコクリコ坂からのモデルになった場所は神奈川県の港の見える丘公園なんです。この公園は海を見渡せる公園になっていて素敵なんです。
そしてこの場所はスタジオジブリがモデル地としてちゃんと公認している地なのです。
ここは『コクリコ坂から』に登場するコクリコ荘が建っていた場所で、スタジオジブリがモデル地として公認しています。
コクリコ坂からに関しては以下も検索されています、ぜひ参考にしてください!
まとめ
「コクリコ坂から」のヒロイン松崎海は、フランス語で海を「ラメール」ということがあり、それをもじってメルと呼ばれています。今では友人や周囲の人みんなメルと呼びますが、呼び始めたのは同居人の北斗さんです。
原作では北斗さんは男性、映画では女性となっているので不思議ですが、どちらにせよ北斗さんが呼び始めたことが始まりでした。
メルの性格はとにかく真面目で、しっかりしていて、まるでお母さんのような感じ。実際に松崎家の母として家事もすべてになっていた責任感も抜群の女の子です。そういう性格なのもあって正反対の風間俊に惹かれていくのもすっごくかわいかったですね。