美女と野獣のガストンは悪くない•かわいそうといわれる理由を考察！なぜ人気？

映画『美女と野獣』のキャラクターで悪役のガストンは意外と人気があるのはご存じですか？たしかに悪役とは言えど悪人ではないんですよね。シンプルに言うとベルのことを好きすぎて行動が極端になっているんですよ。いわゆる現代のストーカー的な？要素がある悪役です。

このベルとの関わりがなければ人として性格も良いですし正義感もあって男らしいガストン。ベルを好きすぎてどんどん悪循環に陥っている感じがします。そういうところがなんとなく読み取れるのもあって悪役だけど嫌われない人気者でもあるんですよね。

最終的に野獣を倒そうとして自ら崖下へ落ちて死んでしまうという悲しい結末になりました。

今回の記事では、

などを紹介していきますので、知られざる悪役ガストンの本当の姿を知ってまた映画をみるとちょっと違った見方ができますよ。

美女と野獣のガストンは悪くない•かわいそうといわれる理由を考察！

映画の美女と野獣のガストンは大前提として悪役です。しかし！ガストンはかっこいいし人気者なんです。それに実写版では村を襲撃してきた悪者から救ったことで英雄にもなっているんですよ。

しかし悪役というだけあって、モーリスを怒鳴りつけたことで危険だとされ、ベルとの結婚を拒絶されたのです。そのことにベルのことを好きだったガストンは怒って、モーリスを狼の餌として森に置き去りにします。

このことからわかるのは、ガストンがおかしな態度を取ったり悪役になるのは、「ベル」がスイッチになっているのです。ベルのために戦う、ベルが好きだから気を引きたいから読書を理解したりするんですよね。やり方はちょっと激しいし強引なところはあるのですがすべてはベルを好きでベルに好かれたいから。

野獣がいるお城へ向かったのもベルを助けたい一心なのです。城で追い詰められたガストン、でも野獣はガストンを殺さないでおこうとしたらその隙にガストンは野獣をピストルで撃ちました。しかし、打った後足場が崩れ崖から落ちて死んでしまうという悲しい結末になりました。

この流れから世間では、ガストンは悪くない。かわいそうだという声がたくさん出たのです。

ガストンはベルが好きなだけで好きな人のために行動しているから悪くない！ちょっとやり方が粗いだけ！死んでかわいそうだ・・。

野獣が気が変わるかもしれないから撃ったという行為は普通のことで卑怯でもない

なんでガストンが死ぬ必要があったんだろう・・いいやつなのに・・・

ガストンは強くて頼りになる！という声すら上がっていました。

人を一途に思うあまりに、やり方を間違ってしまっただけのガストンは悪い奴ではなく不器用なだけなのではないでしょうか・・。

美女と野獣のガストンは悪役だけどなぜ人気なのか？

美女と野獣のガストンは悪役だけど人気があります。それはどういう点から人気が出ているのか調査してみました！

• まずかっこいい！
• 村の人たちみんなから好かれていた
• 悪だけど強くて頼もしい
• 多少強引でも男らしい！

ガストンは悪役なのですが、ベルを好きすぎて、ベルを手に入れたくて、自分のものにしたくて行動するのですが、そのやり方が良くないだけで、ガストン自身は悪くないというイメージが強いのと、ちょっと悪者でかっこいいというところも相まって人気があるのです。

人気があるというかガストンは女性から好印象を持たれていることが多いようですよ。ちょっと悪いし横暴だけど頼りがいがあって強引さも男らしくて良いという見方ができるのかもですね！

美女と野獣のガストンに裏設定はある？

実はこの美女と野獣のキャラクターガストンには裏の設定があるんです。ガストンはそもそも美女と野獣の実写版二つのうちのディズニー版のために作ったキャラクターです。

ですが、フランス版の美女と野獣の「アベナント」がモデルになっているのですが、新しいディズニーの設定として作り上げるというのが方針だったため、コミカルで悪役っぽくない悪役というのがキャラクターの設定だったんです。それを聞いたらまさにガストンっていう感じがしませんか？！

そして脚本家がガストンになぜか「リスクのある求婚者」という設定も与えたかったようで、ストーカー的存在にしたいというイメージです。

そしてキャラクターが出来上がってガストンには裏設定として没になったシチュエーションが二つあります。

一つ目は崖でガストンが野獣を追い詰めた時に「ベルは俺のものだ！」と叫びました。しかしもともとは「さぁ、死ぬ時が来た！」というセリフだったのです。

ベルを好きなのは本当だけど、ベルを一人の人ではなく、物としてみていてそれを手に入れるためならなんでもするという意思をセリフに込めたかったので、ただ敵を倒したいのではなく、どういう思いで倒したいのかを詳細に伝えるためにセリフを変えたのです。

それとディズニーは子供がたくさん見るので、言い方も考えたようです。

もう一つのシチュエーションはガストンの終わり方です。

ガストンは映画で崖から落ちて死にました。しかしもともとの原案は落ちて脚を骨折し動けなくなり、オオカミに襲われて死んでしまうという流れだったのです。

これを崖の下で死ぬことに変えたのは、オオカミに襲われる設定だとちょっと残酷になりすぎて子供向けのディズニーには合わないということで没になったんです。

こういう内容を知っているとまた見方がかわりますよね！たしかに、「さぁ、死ぬ時が来た！」というセリフやオオカミに襲われて死んでしまうのであればちょっとイメージ変わりますよね・・。

美女と野獣に関しては以下も検索されています、ぜひ参考にしてください！

まとめ

美女と野獣のガストンは悪くない•かわいそうといわれる理由は、性格が悪いわけではなく、あくまでもベルを好きでベルを手に入れたいから行動していることが極端で悪いことなのでやり方が間違っているだけだというところです。本当の腐った悪でもないのに死んでしまったのはかわいそうという声が多かったようです。

そもそもかっこよくて一途で男らしくて正義感があるので悪役だろうが人気者なんです！そういう設定もディズニーだからこそ成しえた設定でだから悪役だけど愛されキャラクターになったのでしょう。