映画リトルマーメイドの実写版が2023年6月9日に公開されます。人魚の実写版ということでかなり話題となっています。ディズニー映画のプリンセスの中でもアリエルはとてもかわいいと人気で小さい子から大人にまで愛されているキャラクターです。
アースラというのは、物語に登場する悪役です。アースラとアリエルはある契約を交わしているのです。契約の内容のせいでアリエルはアースラのものになってしまうのですが、この契約書の内容がデタラメでさらに契約違反が生じているのではないかという見方がSNS界隈で話題となっているのです。
今回の記事では、
- アリエルがアースラと交わした契約はデタラメだった?
- アリエルが交わした契約書の内容を考察
- アースラは契約違反?願いを叶える気がなかった?
などについて紹介していきますので、実写版公開の前に今一度リトルマーメイドの復習をしてアリエルとアースラの契約書について考察してみましょう!
アリエルがアースラと交わした契約はデタラメだった?
アリエルとアースラが交わした契約書が黄色い巻物のようなものに英語が羅列されているようなものでした。そして実際英語として読んでみると、最初は「私は海の魔女アースラに一つの声と引き換えに誓います。」とは和訳できます。
しかしなんとその続きを読もうとしても英語ではないため訳せないのです。ただ終わりだけは「永遠に・・」ということが書かれています。
そうなるとこの契約書はデタラメなのでしょうか?でもその契約書にアースラはどうしても人間になりたいと思っているアリエルにサインをさせましたよね。
アリエルが交わした契約書の内容を考察
アリエルが交わした契約は、人魚姫の原作とよく似ています。
アリエルはどうしても人間になりたい!エリックに会いたいという思いからその契約の内容を聞いて受け入れてしまいます。でもエリックは「声」をもとに恩人をさがしています。その声が契約書の内容によりアースラに奪われてしまっています。アリエルは自分だと叫びたいのですが声がないため訴えられません。
でも一緒に過ごす中でアリエルとエリックは惹かれ合いキスをしようとするので、アースラはアリエルから奪った声を使って違う人物を演じて二人の仲を引き裂こうとするのです。アースラにしてみると、アリエルは約束は守られアリエルを自分の奴隷にしなければいけないので、二人がキスをしたら困るわけです。
アリエルが交わした契約書の内容は、とにかくアースラはアリエルを奴隷にするという目的を果たすための一つの手段にしか他ならないのです。
アースラは契約違反?願いを叶える気がなかった?
アースラはアリエルをデタラメの契約書でだまして、最初から願いを叶える気はさらさらなかったということです。私は海の魔女アースラに一つの声と引き換えに誓いますということだけが記載されており、3日間脚を与えることなんて記載されていないわけですから。
アースラの目的は王位を奪うこと。アリエルを人間にする気などなかったのです。だからアリエルとエリックがキスをしようとしてもアースラはひたすら邪魔をしましたよね?アリエルを自分のものにするためです。
かといってアースラが契約違反をしたのか?というと、そこまでは言えなくて、脚のある3日間でキスをすれば人間のママでいられるのは本当で、そうなってもらっては困るからアースラはキスの邪魔をするわけです。ですから嘘ではなく、キスをされると約束が守られることになり、アリエルがアースラのものにならないのが困るというわけです。
リトルマーメイドに関しては以下も検索されています、ぜひ参考にしてください!
まとめ
アリエルとアースラの契約は本当ですが、契約書はデタラメしか書いてありません。契約内容としてはアリエルの声をアースラに渡すことと引き換えにアリエルに脚を与え3日間人間の姿にさせるから、その期間中にエリックとキスを交わさなければアースラのものになるという約束事でした。
最初からアースラはアリエルを奴隷にするつもりなので、3日間でキスさせないようにあらゆる邪魔を講じるわけです。アースラの目的は王位を奪うこととアリエルを奴隷にすることだったのです。
ですから契約書はデタラメというより意味のないものだったというわけです。
しかし結果的にはアリエルの父のおかげでハッピーエンドなので、最後はほほえましく見る事ができました!