映画『タイタニック』は、1912年に起きた豪華客船タイタニック号の沈没事故を背景に、貧しい画家ジャックと、上流階級の婚約者カルとの結婚を強いられるローズという女性との恋愛を描いた作品です。
この作品の主人公ローズは、多くの人からひどい、わがまま、クズなどと批判されていますが、本当にそうでしょうか?
この記事では、ローズがひどいと言われる理由や、わがままやクズと呼ばれる理由を考察してみたいと思います。最後までお付き合いください。
タイタニックのローズはひどい?理由を考察
ジャックは、彼女が自ら命をたとうとしたところを助けたことから、次第に彼女に惹かれていきます。しかし、ローズはジャックに対して一貫した態度を取らず、優しく接したり、冷たく突き放したりと、接し方に気まぐれなところが見えるのです。
特に、カルから贈られたダイヤモンドのネックレス「ハート・オブ・オーシャン」を、ジャックに見せた後、彼にキスをしておきながら、翌日にはカルと結婚することを決めてしまいます。これらの態度から、ジャックの気持ちを軽く扱っているように見えてしまうのでしょう。
カルから逃げるために、ジャックと共に船から飛び降りたあと、カルに「あなたは私の心を盗めなかった」と言って見下しています。カルがローズにかけた金銭的な負担や、愛情を無視しているように捉えられても仕方がないですね。
タイタニックのローズはわがまま?理由を考察
ローズは上流階級の身分であり、カルと結婚すれば豊かで安定した生活が約束されていましたが、彼女はそれを捨ててジャックと一緒になろうとしました。これは、自分の欲望だけを優先したわがままな行動だと見えてしまっても仕方ないですね。
ローズは、船が沈没する際にジャックと共に救命ボートに乗ることができましたが、それを拒否してジャックと一緒に残りました。これに対して視聴者は、自分の恋人の命だけを考えたわがままな行動にみえたのです。
彼女は、自分の代わりに救命ボートに乗れた他の人の命を救うことができたかもしれません。しかし、ローズはそれを考えずに自分の感情の赴くままに行動しました。
それらの行動が、わがまま娘に映ってしまった要因なのでしょう。
タイタニックのローズはクズ?理由を考察
ローズがクズと言われる理由の一つは、ジャックを見捨てたことです。
沈める行動以外に、ジャックのを少しでも大切に扱うことができたかもしれません。しかし、ローズはそれをせずに自分の命だけを守りました。
彼女は、カルや母親から探されていることを知っていましたが、彼らに連絡することもなく姿を消しました。カルや母親に対する感謝や責任がないように映ったかもしれませんね。
そして、カルや母親に対して、少しでも報告や謝罪をする方法はあったでしょう。しかし、ローズはそれをせずに自分の思うように生きました。
たとえ映画だとしても、彼女の行動はまさに“自由奔放”にみえたかもしれません。
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まとめ
映画『タイタニック』で主人公のローズは、多くの人からひどい、わがまま、クズなどと批判されています。
この記事では、ローズがひどいと言われる理由や、わがままやクズと呼ばれる理由を考察してみました。
ローズの行動から、ジャックやカル、母親に対する仕打ちや態度が物議を醸しています。しかし、ローズは本当にそんなに悪い人でしょうか?彼女は自分の幸せを求めて行動しただけではないでしょうか?彼女に同情する人も多いと思います。
結局のところ、ローズの評価は人それぞれだと言えるでしょうね。