映画『タイタニック』は、1997年に公開されたジェームズ・キャメロン監督の超大作として話題となりました。
この映画は、1912年に起きた豪華客船タイタニック号の沈没事故に基づき、階級差ある男女の悲恋と、歴史的な悲劇を迫力ある映像で描いています。
アカデミー賞で11部門を受賞し、世界的な大ヒットを記録しました。
この映画はどこまでが実話なのでしょうか?主人公のローズとジャックは実在した人物なのでしょうか?また、映画に登場する他の人物や出来事は史実に再現されたものなのでしょうか?
この記事では、映画『タイタニック』にまつわる衝撃の真実に迫っていきたいと思います。
映画『タイタニック』を見たことがある方も、まだ見ていない方も、ぜひ最後までお付き合いください。。
映画タイタニックは実話!?
階級の違う男女の恋愛を描きながら、実際の沈没の様子を迫力ある映像で再現しています。
映画に登場する人物の中には、実在した人物もいると語られていますが、主人公のジャックとローズは架空の人物なのです。
映画タイタニックのローズやジャックは実在するの!?
映画『タイタニック』の主人公であるローズとジャックは、実在した人物なのでしょうか?
ここからは、ローズとジャックにまつわる興味深い話を紹介していきます。
ジャックやローズのモデルは誰?
ローズについては、アメリカの芸術家ベアトリス・ウッドをイメージしたと語っています。 ベアトリス・ウッドは、1912年にパリで画家になるために修行していた女性で、陶芸家としても活躍し、なんと105歳まで生きておられました。 彼女の生涯は、ローズが映画で描かれたような自由奔放な女性像と重なるように思えます。
映画のシーンに、ジャックがスケッチで人物を描く描写がありますが、芸術家ベアトリス・ウッドが画家であった事実を、ロマンチックに表現するためにジャックに投影しているのかもしれませんね。
一方、ジャックのモデルとなった出来事はあったと言われています。 それは、タイタニック号に乗るためにポーカーでチケットを勝ち取ったという話です。
タイタニック号に乗っていたダニエル・マービンという男性は、ポーカーでチケットを勝ち取り、新婚旅行に出かけたという記録が残されていました。
彼は妻のメアリーとともに救命ボートに乗り込みましたが、彼女を守るために船に残ったとなっています。 彼の遺体は後に発見されて、指輪や時計などの貴重品が、妻のもとへ返されました。
大切な人を守るために、自分の命を犠牲にできるなんて容易にできることではないです。
映画タイタニックで実在した人物はいる?
ローズとジャック以外にも多くの登場人物がいますが、その中には実在した人物がモデルのキャラクターもいます。
エドワード・スミス
エドワード・スミスは、バーナード・ヒルが演じた男性で、タイタニック号の船長でした。 彼は白星航路社の最高位の船長であり、タイタニック号が最後の航海となる予定でした。
氷山衝突後も冷静さを失わず、避難指示や救命ボートへの誘導などを行い、 彼もまた救命ボートに乗らず、最後まで船内に残った人物といわれています。
トーマス・アンドリュース
トーマス・アンドリュースは、ビクター・ガーバーが演じた男性で、タイタニック号の設計者でした。 彼は船内の様子を観察するために乗船しており、氷山衝突後も冷静に対応しました。
彼は船内の損傷状況、沈没までに残された時間を予測し、 乗客や乗員に救命胴衣を着用するよう促したといわれています。 彼もまた救命ボートに乗らず、最後まで船内に残りました。
タイタニックに関しては以下も検索されています、ぜひ参考にして下さい!
まとめ
この映画は、実際にあった出来事や人物を忠実に再現しながらも、切なく悲しい悲恋が描かれています。
映画の主人公であるローズとジャックは実在した人物ではないですが、彼らに影響を与えた人物や出来事はありました。 また映画に登場する他の人物の中には、実際にタイタニック号に乗っていた人々がモデルとなっていました。
映画『タイタニック』は、歴史的な悲劇とロマンスを見事に表現した名作です。 この記事では、映画『タイタニック』にまつわる衝撃の真実を紹介しました。
映画を見たことがある方も、まだ見ていない方も、ぜひこの記事を参考にしてください。