2022年からガストの閉店が相次いでいます。今もまだ引き続き閉店ラッシュが続いていて、ガストだけでなく、系列店も軒並み閉店が始まっています。
ガストを運営しているのは「すかいらーくホールディングス」。主に外食チェーン店なので、自粛の時期から厳しい経営状態になっていたのもあって、現在の原材料価格高騰も多いに影響を受け、打撃は大きいのではないでしょうか?
ガストはファミレスのトップを長年は知っており、コスパが良くておいしいということで、ファミリーはもちろん、学生にも人気です。ドリンクは飲み放題、ハンバーグに目玉焼きが付いて399円などガストの恩恵を受けてきた人は多くいる故に、長年愛され続けてきています。
一気に全国に展開したガスト、すかいらーくホールディングスの飲食店が軒並み閉店はちょっと辛いニュースですよね。
今回の記事では、
- ガストの閉店ラッシュがやばい!?
- ガストの閉店店舗はどこ?
- ガストの系列店舗はどうなる?
など、ガストの今の状況をお伝えしていきます。
ガストの閉店ラッシュがやばい!?
ガストの運営元の「すかいらーくホールディングス」は2022年の夏に2023年中に約100店舗閉店すると発表しました。
2020年周辺は、行動自粛が求められ、全国の飲食店がどこも経営危機に陥った頃です。この時に100店舗の閉鎖が発表されましたが、驚きというよりはご時世を鑑みて仕方がないだろうなという感じでした。
しかしこの後の追加200店舗の発表は驚きました。
主な理由としては以下の通りでしょう。
- 原材料高騰
- 自粛傾向からの戻りが弱い
- 人件費高騰
原材料高騰は、私たち消費者にもダイレクトに影響があるので、飲食店はどこも軒並み価格改定をしていますよね。安いで有名な店舗、何十年も値上げをせずにいた企業が続々と値上げをしました。もちろんガストもその影響を受けないわけがありません。
自粛傾向からお客様の戻りが復活しないことに合わせて、営業時間の短縮など余儀なくされている状況があまりにも長く続いたのも大きな影響となりました。
そしてどこの業種もすべてに言えているのが国の決定で最低賃金が改定され、人件費高騰に繋がりました。採用コストも上昇しています。全国何百店舗もあり、そして長時間の営業となると人件費の高騰もダイレクトに影響を受けてしまうでしょう。
一つの事柄ではなく、いくつも重なった複合的な理由で、ガストの閉店がラッシュになってしまったのです。
ガストの閉店店舗はどこ?
ガストの閉店した店舗の例を挙げてみます。
- 2023年8月20日:ガスト 荒川町屋店: 東京都荒川区町屋6-32-21 ドン・キホーテ荒川町屋店2F
- 2023年8月6日:ガスト 代々木店 :東京都渋谷区代々木1-37-7 勝栄ビル2F
- 2023年8月20日:ガスト 荒川町屋店: 東京都荒川区町屋6-32-21 ドン・キホーテ荒川町屋店2F
- 2023年8月6日:ガスト 代々木店 :東京都渋谷区代々木1-37-7 勝栄ビル2F
- 2023年6月12日:ガスト 高田馬場西口店から好し取扱店: 東京都新宿区高田馬場4丁目11-10VORT高田馬場kaleido 2階
- 2023年6月5日:ガスト 八日市場店から好し取扱店:千葉県匝瑳市八日市場ハ960
ご覧のように「から好し」取り扱い店では、必然的にから好しも無くなります。
ひと月に4店舗ほどのペースもありますが、やはり都会は母数が多いので、都会が先に減らしているという感じですね。
ガストの系列店舗はどうなる?
すかいらーくグループの現在のお店は以下の通りです。
- ガスト
- ステーキガスト
- バーミヤン
- しゃぶ葉
- ジョナサン
- 夢庵
- から好し
あといくつかありますが、主要で全国店舗が多いのが上記の店舗です。
このガスト系列は今後どうなるでしょうか・・。
実際、2023年の9月末日から2023年10月末日でもガスト以外の店舗で閉店をしています。
これからしばらく、ガストほどではないにしても系列店も少数で閉店は続くと考えられます。
まとめ
ガストの運営元の「すかいらーくホールディングス」は2022年の夏に2023年中に約100店舗閉店すると発表しました。
過去2020年に200店舗の閉店を公表していたので、それだけではとどまらず、追加で100店舗の閉鎖が決まったということですよね。2023年末までに合計で300店舗近く閉鎖することになります。
自粛からの復活困難、原材料費の高騰、人件費の高騰・・どれもガストやすかいらーくだけのことではなく、全飲食店が同じ課題を抱えていて、たまたますかいらーくは店舗数が多いため目立ったということでしょう。
どこかでこのラッシュも留まると良いですね。