「スパイダーマンファー・フロム・ホーム」はソニー・ピクチャーズ全世界興収歴代1位に輝いた作品です。
「スパイダーマン」の実写映画化作品としては第7作目で、スパイダーマン:ホームカミングの続編になっています。
スパイダーマンファー・フロム・ホームでは、ピーターが、親友のネッドやMJたちと2週間の夏休み旅行で欧州へ出かける設定が舞台となっています。
物語全体が、大きな一つのフェイクムービーだと言われているほど「騙し」が多いのですが、この騙しの代名詞といえばミステリオ。今回の作品ではミステリオの特技がフルに活かされているといっても過言ではないでしょう。ミステリオは主要な適役です。
今回の記事では、
- スパイダーマン/ファーフロムホーム「ミステリオ」は敵?
- スパイダーマン/ファーフロムホーム「ミステリオ」の正体は?
- スパイダーマン/ファーフロムホーム「ミステリオ」の役割は?
などを紹介していきますので、今作の見捨て色の立ち位置をチェックしてみてください!
スパイダーマン/ファーフロムホーム「ミステリオ」は敵?
映画の予告からスパイダーマンの味方のように感じるニュアンスで、始まって序盤も味方なのか?と思わせられましたが、中盤に敵だということがはっきり判明します。
そもそも最初から、「騙し」が得意なミステリオですから、そりゃそうですよね!!
もともとミステリオは、自分がスーパーヒーローになりたいからスパイダーマンを悪者にしようとしていたキャラクターでしたよね。
原作通り、今作でも本当にだまし討ちが得意でだますことでのアイデアは天才的ですよね。みていて視聴者もイライラさせられるところが多いキャラクターです。
スパイダーマン/ファーフロムホーム「ミステリオ」の正体は?
ミステリオは、スパイダーマンのストーリーでは定番の「敵」です。
そしてミステリオはヘルメットをかぶっているから謎しかないキャラクターだったんです。それに中身の人も今まで触れられていませんでしたからね。
しかし、実はミステリオには本名があって、「クエンティン・ベック」です。初代のミステリオですね。
スターク・インダストリー社でBARFを開発していた職員で、まさに騙しを技術として扱っていったのです。
ようするに話しの中では、技術によってエレメンタルズが暴れているように見せかけていたのです。
もともとクエンティン・ベックは俳優、監督になりたかったけど才能がなく叶わないと考え、自分のスキルを使ってヒーローになることを考え付いたことが始まりでした。
スパイダーマン/ファーフロムホーム「ミステリオ」の役割は?
スパイダーマン/ファーフロムホーム「ミステリオ」の役割はいったいなんだったのでしょうか?
ミステリオは、特殊な能力がなく、普通の技術屋さん。でも、その技術を駆使して、特殊能力があるかのように仕掛けをしていたわけです。それで数々の人を騙していました。
騙すために使う技術は天才的能力があったのです。
ピーターの心の弱さや葛藤があっても、周囲はピーターをスパイダーマンを信じています。ピーターは周囲の敵やキャラクターからたくさんのことを学び成長しているのです。敵だど結果的にその成長を促した一人がミステリオだったというわけです。
ミステリオは、周囲をだまし討ちしてスパイーダーマンを悪役にしたてあげてまで自分がヒーローになろうとしました。裏をかいたり、いろんな悪だくみを数々しました。自分の目的を達成するために。それは悪事ではありますが、執念はすごいものです。
どんな葛藤があっても、自分で決めてその目的に対して邁進していく強さを気づかせる存在だったのでしょう。
たしかに、目的が良いことであればきっとミステリオは天才的なヒーローになったでしょうね。自分の力をどこに使うかが大切だということですね。
まとめ
スパイダーマン/ファーフロムホーム「ミステリオ」最初に見始めたときは「あ、あれ?今回は味方なの?」とすっかり引き込まれていましたが、結論からいうと、やっぱり敵です!
ミステリオの正体は、クエンティン・ベックであり、映画などをつくる特殊技術者です。その技術を使って周囲をだまし討ちしていたわけです。
しかし、今作でのミステリオの役割はピーターへ教訓を与える存在であり、目的を達成するために自身の力をフルに発揮し執念をもって取り組むことを気づかせています。
スパイダーマン/ファーフロムホームは内容全部がフェイク映画だと思えるほどの作品です。深く考えさせられますね。