スタジオジブリのアニメ映画『もののけ姫』には、森の神や動物たちが登場します。
その中でも、オオカミの神であるモロとその子供たちが重要な役割を果たしています。
モロは森を守るために人間と戦い、サンという人間の娘を育てました。モロの子供たちは、サンの兄弟として共に暮らしています。
しかし、モロやその子供たちについては、映画や原作では明かされなかった部分も多くあります。この記事では、『もののけ姫』に登場するモロとその子供たちについて、名前や父親、話せない理由などを考察も交えて紹介します。
「もののけ姫」モロの子供の名前は?
『もののけ姫』に登場するモロの子供は、オオカミの神であるモロとその伴侶であるオコットとの間に生まれた二匹です。映画では、二匹はサンと一緒に行動しており、彼女を守ったり助けたりして共に生活しています。
しかし、映画や原作では、二匹の名前は一切呼ばれません。ただし、スタジオジブリが発行した設定資料集『もののけ姫 美術編』によると、二匹にはそれぞれ名前があるそうです。
- 長男:シシガミ
- 次男:ヒイ
シシガミという名前は、森の神様であるシシ神と同じ読み方ですが、漢字は違います。
シシガミは「鹿神」を意味し、シシ神は「死々神」を意味します。
このことから、シシガミは森や生命を象徴する存在であることがわかります。また、ヒイという名前は、「火」や「灯火」を意味する言葉です。このことから、ヒイは炎や光を象徴する存在であることがわかりました。
「もののけ姫」モロの父親はどこ?
オコットは森に住むイノシシたちを率いる王であり、人間に対して強い敵意を持っています。映画では、オコットは鉄町から来た人間たちに攻撃されて負傷し、森に逃げ込みます。
そこでモロやサンたちと出会い、共闘することになります。しかし、オコットは人間に対する憎しみが強すぎて、自分が死んだことに気づかずに暴走します。
オコットは映画では初登場ですが、原作ではもっと早くから登場します。原作では、オコットはアシタカが旅立つ前にエミシ族の村を襲撃しました。その時アシタカはオコットを追い払うことに成功しましたが、その後オコットはアシタカに復讐するために追跡します。その途中で鉄町の人間たちに遭遇し、映画と同じように負傷して森に逃げ込みます。原作では、オコットはモロの恋人であることが明確に描かれており、モロの子供たちの父親であることもわかりました。
「もののけ姫」モロの子供たちが話せないのはなぜ?
『もののけ姫』に登場するモロの子供たちは、オオカミの神であるモロや人間のサンとは違って、人間の言葉を話すことができません。彼らはオオカミの鳴き声や身振り手振りでコミュニケーションをとっています。
では、なぜ彼らは話せないのでしょうか?この理由については、映画や原作では明確に説明されていませんが、いくつかの可能性が考えられます。
- 彼らはまだ幼いため、人間の言葉を覚えていない
- 彼らは人間を憎んでおり、人間の言葉を使うことを拒否している
- 彼らはオオカミとして生きることを選んでおり、人間の言葉を必要としない
どれが正しいかはわかりませんが、彼らは自分たちなりの方法で表現しています。彼らはサンやアシタカとも仲良くなり、言葉がなくても心が通じ合う間柄であることがわかります。
「もののけ姫」モロの名前の由来は?
実際に、映画ではモロは森を守るために人間と戦ったり、サンを育てたりしています。モロという名前は、「魔女」や「妖怪」を意味する言葉でもあります。
このことから、モロという名前は、人間に対して恐ろしい存在であることを表現しています。実際に、映画ではモロは人間を憎んだり、エボシの腕を噛み切ったりしています。
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まとめ
この記事では、『もののけ姫』に登場するモロとその子供たちについて、名前や父親、話せない理由などを紹介しました。
モロやその子供たちは、映画や原作では明かされなかった部分も多くありますが、設定資料集やスタッフから語られたコメントから推測することができます。
モロやその子供たちは、自然と人間との関係をテーマにした映画の中で重要な役割を果たしており、視聴者からも様々な声が上がっています。『もののけ姫』は、今も色褪せない名作ですので、ぜひ一度ご覧ください。