「もののけ姫」シカの神様の正体は?名前やその後どうなったかについても!

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スタジオジブリのアニメ映画『もののけ姫』には、様々な神や幻想の生きものが登場します。

その中でも、最も神秘的で重要な役割を果たすのが、シカの神様です。シカの神様は、どんな姿をしているのでしょうか?

どんな名前があるのでしょうか?そして、物語の結末では、どうなってしまったのでしょうか?

この記事では、『もののけ姫』に登場するシカの神様について、その正体や名前、その後について考察も交えながら紹介します。

目次

「もののけ姫」シカの神様の正体は?

シカの神様の画像
引用:スタジオジブリ

『もののけ姫』に登場するシカの神様は、森の中心に住む神秘的な存在です。昼は鹿のような姿をしていますが、夜になると巨大な人型に変化します。生命の授与と奪取を行なう神獣として、物語の鍵を握っています。

シカの神様は、鹿やマンドリルなど多くの動物からインスピレーションを得たオリジナルキャラクターであり、宮崎駿監督が構想を練っている時期に鹿を見て決めたと言われています。

シカの神様は、自然と人間との関係を象徴するものであり、その姿や能力は日本の神話や伝説にも通じるところがあります。

シカの神様は、森に住む動物たちから敬われる存在でもあります。作中では、モロやオカミ達が「シシ神」と呼んでいますが、これは「獅子」ではなく「鹿」を意味する古語です。

この呼び方は、シカが日本では古くから尊ばれる動物であることや、シシ神が森全体を守る力を持つことを表しています。

「もののけ姫」シカの神様の名前は?

『もののけ姫』に登場するシカの神様は、作中では「シシ神」と呼ばれていますが、正式な名前はありません。ただし、スタジオジブリが発行した設定資料集『もののけ姫 美術編』によると、シシ神は「デイダラボッチ」という別名を持っているとされています。

デイダラボッチとは、日本各地に伝わる巨人伝説の一つで、山や島を作ったり移動させたりするものと言われています。宮崎駿監督は、漫画家・諸星大二郎の作品『孔子暗黒伝』に登場するデイダラボッチに影響を受けたと語っており、映画ではシシ神が夜になると巨大な人型に変化する様子が描かれています。デイダラボッチという名前は、シシ神が森や山を作ったり壊したりできるほど強いということを意味しているのでしょう。

デイダラボッチは、昔から日本のお話に出てくる巨人のようなもので、シシ神は日本ならではのキャラクターなのです。

デイダラボッチは、日本の自然や地形を作ったり変えたりしたという伝説が多くあり、シシ神も同じように自然に影響を与える存在であることがわかりました。

「もののけ姫」シカの神様はその後どうなった?

映画では、シシ神の首が切られると森が荒れて、生き物たちの命が消えていきます。でも、アシタカとサンが首を届けるとシシ神はよみがえり、森や生き物たちに命を戻してくれます。そのあと、シシ神は見えなくなりますが、それは死んだからじゃなくて、森の中に残ったからだと思います。

映画の終わりには、コダマや木々の新芽など、森にはまだ命があることがわかります。

シシ神は自分で自分を殺したと宮崎監督が言っていましたが、それは自然の流れに沿って生きていたからでしょう。

そして、その死は新しい命につながったのだと思います。シシ神は、生と死のバランスを保つ神秘的な存在でした。その姿や能力は日本の神話や伝説にも通じるものがあります。シシ神の物語は、自然と人間との関係を見つめ直すきっかけになるものです。

シシ神は、自然界の摂理を司る存在であり、その役割を終えたことで別の形になったと考えられます。また、映画のラストではアシタカが「森にはまだ神様がいる」と言っており、シシ神が完全に消滅したわけではないことが示唆されています。

まとめ

『もののけ姫』に登場するシカの神様は、鹿やマンドリルなど多くの動物からインスピレーションを得たオリジナルキャラクターです。正式な名前はありませんが、「デイダラボッチ」という別名を持ちます。

映画では首を切り落とされたことで森を荒らしますが、首を返されて復活し、森や動物たちに生命を与え直します。その後、姿を変えて消え去りますが、森にはまだ神様がいることが示されています。

シカの神様は、自然と人間との対立や共生を問いかけるキャラクターであり、その謎めいた魅力は多くの視聴者に感動や考察を与えました。

この記事では、『もののけ姫』に登場するシカの神様について、その正体や名前、その後について考察も交えながら紹介しました。シカの神様は、日本独自の文化や伝承に基づくキャラクターであり、自然界の摂理や生命の尊さを表現しています。『もののけ姫』は、今も色褪せない名作ですので、ぜひ一度ご覧くださいね。

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