インディジョーンズといえば、考古学者であり冒険家でもある主人公(インディアナ・ジョーンズ)が、古代の遺跡や秘宝を巡って、様々な危険に立ち向かう大人気映画シリーズです。
その中でも、2008年に公開された第4作目『インディジョーンズ/クリスタルスカルの王国』は、ファンの間で賛否両論を巻き起こしたことでも話題となりました。
その理由の一つが、物語の最後に登場する宇宙人です。なぜインディジョーンズの世界に宇宙人が出てきたのでしょうか?そして、クリスタルスカルとは一体何なのでしょうか?
この記事では、映画の内容や背景をもとに、クリスタルスカルと宇宙人の謎に迫りますので、最後までお付き合いください。
インディジョーンズのクリスタルスカルの正体は?
映画では、インディジョーンズが若き冒険家マット・ウィリアムズと共に、南米ペルーのジャングルでクリスタルスカルを発見します。
クリスタルスカルは13個存在し、それらを揃えると宇宙人の母船が起動するというストーリーです。インディジョーンズたちはソビエト連邦の諜報員に追われながら、クリスタルスカルを元の場所に戻す冒険を繰り広げます。
クリスタル・スカルは、彼らの次元移動装置であると考察できないでしょうか。宇宙船が去った後に遺跡が崩壊し、巨大な渦巻きが現れます。これは、宇宙船が別次元へと移動したことを示しているかもしれません。
インディジョーンズ/クリスタルスカルの王国で宇宙人が登場した理由を考察!
では、なぜインディジョーンズの世界に宇宙人が登場したのでしょうか?その理由は、映画の時代背景やテーマに関係しているようです。
この時代は、核兵器やロケットなどの科学技術の発展に伴って、宇宙開発やUFOなどの未知の世界に対する関心が高まっていました。本作ではロズウェル事件やエリア51などの、実在する都市伝説が述べられています。
インディジョーンズ/クリスタルスカルの王国で宇宙人が登場したのは間違いだった!?
しかし、SF要素を取り入れた映画の評価は芳しくありませんでした。特にファンからは、「インディジョーンズらしくない」「SF要素が過剰」「宇宙人は不要」「クリスタルスカルは偽物」といった批判も少なからずあったようです。
さらに、映画の演出や脚本も不自然で陳腐な部分が目立ちました。例えば、冒頭の原爆シェルターでの冷蔵庫や、ジャングルでのタランチュラやモンキースウィング、最後の宇宙船の飛行などです。
これまでのシリーズを逸脱したSF要素の強いストーリーは、インディジョーンズファンにとって、受け入れがたい内容だったのかもしれませんね。
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まとめ
『インディジョーンズ/クリスタルスカルの王国』は、インディジョーンズシリーズの第4作目として、クリスタルスカルと宇宙人を題材にした冒険映画です。
映画は1957年を舞台にしており、当時のアメリカ社会の不安や関心事を反映しています。また、映画は古代文明と現代文明、科学と神秘、地球と宇宙といった対立や融合をテーマにした作品となっていました。
しかし、映画の評価は低く、ファンからはSF要素が過剰でインディジョーンズらしくないと批判されたようです。映画は、歴史的な真実や考古学的な発見を軽視し、不自然で陳腐な演出や脚本も目立つという酷評もあり残念です。
クリスタルスカルと宇宙人の謎は興味深いものでしたが、映画としては失敗作と言っているファンも少なくないようでした。
感想や主観はそれぞれ違って当然なことなので、気になった方は一度チェックしてみてください。