『インディジョーンズ/最後の聖戦』は、1989年に公開されたアメリカの映画で、今もなお多くの人に愛されている作品です。
この映画では、考古学者のインディアナ・ジョーンズが父親と協力して、ナチス・ドイツ軍と競い合いながら、聖杯を探すアクション・アドベンチャーの物語が繰り広げられます。
インディと父親が出くわした、聖杯を守っている老騎士は一体どんな人物なのでしょうか?そして、彼はその後どうなってしまったのでしょうか?詳しく解説していきますので、最後までお楽しみください。
インディジョーンズ/最後の聖戦の騎士の正体は何者?
老騎士の兄弟たちはその後150年かけて砂漠から脱出し、その中のひとりは生まれ育ったフランスへ戻ります。彼は驚異的な寿命を生き抜き、死ぬ前にすべてを修道士に伝え、それがまとめられた本もドノバン(映画の悪役)が持っていました。
書物には秘宝に関する秘密が書かれていたようです。また、書物の内容によれば、二つの重要なものが書かれていたとされています(アンカラ北部山岳で発見した欠けた石板と騎士の棺に入っていた盾)。
インディジョーンズ/最後の聖戦の騎士は不老不死!?
しかしながら、他の兄弟はすでに亡くなっています。理由としては、ある一定の範囲を超えた場所では、聖杯の力が及ぼないことから永遠の命が失われるようです。他の兄弟とは違い、老騎士だけが同じ場所で秘宝を守っていたため、長い年月の間、不老不死として生きながらえていたのでしょう。
一つの場所から一歩も外に出ず、命尽きるまで果たした聖杯の番人役はとても苦しかったことでしょう。老騎士が勇敢な騎士として選ばれたのは、この場所に留まり続ける強い決意の現れからです。他の兄弟たちには、それが備わっていなかったということになりますね。
彼は自分の使命に忠実に生きましたが、その代償として孤独や退屈に耐えていた老騎士に同情すらしてしまいます。
インディジョーンズ/最後の聖戦でなぜ騎士は聖杯の場所のヒントを記したのか?
騎士の兄弟たちは、聖杯が収められている場所へのヒントをところどころに隠していました。ヒントの場所は、石版や盾などさまざまですが、なぜこのようなヒントを用意しておいたのでしょうか。
そもそも聖杯は信者たちに神の存在を信じさせ祈る対象として認めることで、初めて聖杯としての意味が出てきます。完全に場所がわからなくなってしまうと、信者以外の人に聖杯の価値を認める機会が失われてしまうのです。
あの聖杯に辿り着くまでの罠も、神への信仰心を持っている人だけが突破できるよう仕掛けが施されていたのではないでしょうか。主人公であるインディが神を信じていたような描写はありませんが、仲間のなかでヘンリーは神を信じているような描写がありました。
そのことから、インディたちは仕掛けを突破することができたのではないかと考察します。
インディジョーンズ/最後の聖戦の騎士はその後どうなる?
最後のシーンでは、死を受け入れるような描写があったことから、本人もようやく眠りにつけたとほっとしていた可能性があります。
ただ、長い間、秘宝を一人で守っていたことからむなしさや、信者が聖杯に祈る機会も失われたことへの寂しさや悲しさも、同時に感じていたのではないでしょうか。
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まとめ
『インディジョーンズ/最後の聖戦』に登場する老騎士は、長い年月もの間、秘宝を守るために自分の務めを最後までやり遂げていました。その心境は計り知れないものがあり、なんだか切なさも感じられます。
実際に、最後はどのような形で終わりを迎えているのか、気になる方は映画を観て楽しんでみてください。