2022年に開業したジブリパークは、スタジオジブリの作品をテーマにした世界初のテーマパークです。愛知県長久手市の愛・地球博記念公園内にあり、3つのエリアから構成されています。それぞれ、「ジブリの大倉庫」、「青春の丘」、「どんどこ森」です。ここでは、ジブリ作品の世界観を再現した施設が楽しめます。
しかし、ジブリパークには、スタジオジブリの代表作のひとつである「風の谷のナウシカ」のエリアがありません。
ナウシカは、1984年に公開された宮崎駿監督のアニメ映画で、荒廃した未来世界を舞台に、風の谷の王女ナウシカが人間と自然との共生を求めて戦う物語です。
ジブリ作品の中でも人気が高く、批評家やファンから高く評価されています。また、環境問題や平和主義といったテーマが現代にも通じる作品です。
そんなナウシカが、ジブリパークになぜ含まれていないのでしょうか?この記事では、その理由と、今後ナウシカのエリアができる可能性について調査してみました。
ジブリパークにナウシカのエリアがない!
ジブリパークにナウシカがない理由は、主に2つ挙げられるでしょう。
1.ナウシカが、スタジオジブリ発足前に制作された作品であること。
2.原作漫画と映画で大きく異なるストーリーや設定を持っていること。
このような2つの理由から、ジブリパークにナウシカがないと考えられます。
以下では、もう少し詳しく考察してみましょう。
ジブリパークにナウシカがないのはなぜか調査!理由は?
ナウシカが、スタジオジブリ発足前に制作された作品であることについて説明します。
スタジオジブリは、1985年に宮崎駿監督と高畑勲監督らが設立したアニメ制作会社です。その前年に公開されたナウシカは、東宝株式会社とトップクラフト株式会社が製作したアニメ映画でした。
ジブリパークは、スタジオジブリ作品をテーマにしたテーマパークです。ナウシカはスタジオジブリ作品ではないという理由で、エリアとして採用されなかった可能性があります。
ジブリパークでナウシカのエリアを作る場合、どちらのバージョンを基にするかが難しい問題になります。原作漫画を基にすると、映画ファンにとっては馴染みのない内容になりますし、映画を基にすると、原作漫画ファンにとっては物足りない内容になります。
以上の2つの理由から、ジブリパークにナウシカがないと考察できます。
ジブリパークにナウシカが今後できる予定はある?
ジブリパークにナウシカが今後できる予定はあるのでしょうか?残念ながら、現時点ではそのような情報はありません。しかし、それでもナウシカファンにとっては希望の光があります。
それは、もののけ姫の「もののけの里」や猫の恩返の「猫の国」、などの作品をテーマにした施設が計画されています。
新たな施設が追加されるたびに、何度も足を運びたくなってしまいますね。
ジブリパークに関しては以下も検索されています、ぜひ参考にして下さい!
まとめ
この記事では、ジブリパークにナウシカがないのはなぜか考察しました。
その理由は、ナウシカがスタジオジブリ発足前に制作された作品であることと、原作漫画と映画で大きく異なるストーリーや設定を持っていることと思われます。
ジブリパークにナウシカが今後できる予定はありませんが、2023年以降にも新たなエリアや施設が追加される予定です。
今後、ナウシカをテーマとするエリアが出来るといいですね。ナウシカは、環境問題や平和主義といったテーマが現代にも通じる作品となっています。ジブリパークでナウシカの世界を体験できたら、感動することでしょう。
ジブリ作品の魅力は、美しい映像だけではありません。登場人物の感情や思い、メッセージも深く心に残ります。ジブリパークは、それらを五感で感じることができる素敵な夢の国です。