アカデミー賞も受賞した大人気ジブリ映画、千と千尋の神隠しですが電車のシーンが印象的だった方も多いのではないでしょうか?
千尋が乗っていた電車には黒い影が出てきたり片道しか運行していなかったりと謎が多いですよね。
また、出てくる駅名についても詳しく知りたい方もいると思います。
そこでこの記事では
千と千尋の神隠しの電車に乗っている黒い影の正体は?
千と千尋の神隠しに出てくる駅名は?
千と千尋の神隠しの電車が行きっぱなしなのはなぜ?
について調査していきます。
千と千尋の神隠しの電車に乗っている黒い影の正体は?
千と千尋の神隠しで銭婆のところへ千尋が向かう際に乗っていた電車には黒い影がたくさん出てきます。
年齢はバラバラのようで小さい子もいれば腰が曲がった方もいる…ということもあってさらに正体が気になりますよね。
ネット上では今までのジブリ作品に出てきていてこの世にはいない登場人物が描かれているとも言われています。
特に小さい少女のシルエットが火垂るの墓の節子に似ていると言われていますよね。
黒い影が不気味だと言われているシーンですが、何らかの未練などがあって銭婆のいる世界を彷徨っているのかもしれません。
千と千尋の電車に乗って沼原でおりていく黒い影の人たちは結局何なんだろう。
— 🍒みそう🍒 (@_misow) January 7, 2022
銀河鉄道みたいに亡くなった人?
にしては生活感ある荷物だしなぁ
千と千尋の神隠しに出てくる駅名は?
千と千尋の神隠しには7つの駅が登場しています。
降りる駅を間違えると大変なことになる
と言われているほど不気味な駅の数々はどのようなコンセプトなのかとても知りたいですよね。
復楽駅
映画内で正式な駅名は出て来ないのですが、「復楽」と書かれた時計台の中は電車が通っていたようなので駅であることは間違いないでしょう。
油屋駅
千尋が銭婆に会いにいくために電車に乗った駅ですが、正式名称は分かっていません。
油屋の前から乗っていたため「油屋駅」としておきます。
おそらく油屋の前から乗車する人は多そうですよね!
南泉駅
映画内には出てこない駅なのですが、沼原駅の前に書かれていた駅名です。
沼原駅
黒い影の人たちがぞろぞろと降りた駅が沼原駅です。
先ほど、黒い影の人たちは現実世界にはもういない人々だという考察をしましたがそうだった場合にはもしかするとあの世に繋がっているのかもしれません、
もしくはあの世行きを避けられたために降りたのかもしれませんね。
北沼駅
北沼駅も映画内では出てきませんが、沼原駅の次の駅として書かれていました。
沼の底駅
銭婆の家があり千尋が降りた駅です。
電車を降りると辺りは沼になっていて草木が生い茂っていました。
駅を降りてから銭婆の家までは少し距離がありましたが、道中は少し不気味な印象でした。
中道駅
中道駅は終点として書かれていました。
実際に映画内には出てきませんでした。
千と千尋の神隠しの電車が行きっぱなしなのはなぜ?
かま爺から電車のチケットを渡された千尋ですが、その切符は40年以上前のものだと伝えられていました。
40年前はおそらく片道ではなく戻ってきていたのかもしれませんが、千尋が生きる時代は行きっぱなしとなっていますよね。
現代において亡くなった人の魂を呼び戻す儀式というのは数十年前よりも簡素化されてきているように感じます。
一方で、千尋が乗った電車はあの世に繋がっていて終点までいくと戻って来れないといった考えもあるようです。
黒い影の人たちが途中で降りていたシーンが気になっている方もいたと思いますが、それはおそらく何らかの理由であの世行きを避けることができた方だったのではないでしょうか。
全てが考察となるので分からないのですが、電車のシーンは時間がゆっくり流れて穏やかなイメージがあったので時間は戻せないといった大切なことを伝えているのかもしれませんね。
千と千尋を再び
— エツケおっかさん (@etsukeno1) February 27, 2018
行ったら行きっぱなしで
帰る電車が無い
深い、、そういのハマる、、、 pic.twitter.com/yZZNcqy2qf
まとめ
今回は、千と千尋の神隠しの電車に乗っている黒い影の正体は?駅名や行きっぱなしの理由についても!を調査しました。
千と千尋の神隠しに出てきた電車の黒い影はおそらく現代世界には存在しない人々の描写です。
電車が行きっぱなしになっているのは時間の流れやあの世に行ってしまった魂は戻って来れないということを表しているのかもしれません。
7つの駅があることが分かりましたが、映画内には全部の駅が出てきたわけではありませんでした。
どこか大切なことを思い出させてくれるようなシーンだったことがわかります。
最後までお読みいただきありがとうございました。