千と千尋の神隠しに登場するキャラクターは、どれも個性的で、印象深いですよね。ジブリ作品の中でもあんなにたくさんのキャラクターの印象が残るのは、千と千尋の神隠しが一番多いのではないでしょうか。
不思議なキャラクターで不気味でつかめず、でも性格が憎めない可愛さがあって、どのキャラクターもファンになってしまいます。
その登場キャラクターの中でもかなりパンチが強く、ほとんどの人が印象に残っているのが「カエル」ではないでしょうか?カエルは何匹が出てきますが、千と千尋の神隠しのカエルと言われたら、あの一匹を思い出しませんか?
強烈な「声」で、キャラはお調子者のような感じの、あのカエルです。
「センはどこだ!センを出せ」なんて、もはや映画の名言ともいえるほど印象的です。
今回の記事では、「カエル」に注目してきます。
- 千と千尋の神隠しのカエルの名前は何?
- 千と千尋の神隠しのカエルの正体は?
- 千と千尋の神隠しのカエルとナメクジ女との関係性は?
などを紹介していきますので、あのカエルをもう一度振り返っていきましょう。
千と千尋の神隠しのカエルの名前は何?
千と千尋に出てくるカエルは何匹もいるのですが、千と千尋のカエルといえば、「あのカエル」ですよね!
「センはどこだ!センを出せ!」のカエルです。
すぐイメージできるのですが、あのカエルの名前は?と聞かれるとわからない人が多いでしょう。
あの「青蛙」を描いたのは、宮崎駿監督本人だったのはご存じですか?!さすがですよね。
他に登場するカエルも特に名前はなく、アオガエルが「ちちやくどの」「あにやくどの」という呼び方をしているので、おそらく役職です。上司の立場でしょう。
カエルは、湯婆婆の元で働いている下っ端たちで、そのカエルのなかでも役職があるということでしょうね。役職の関係柄で決して家族ではないようです。
千と千尋の神隠しのカエルの正体は?
千と千尋のカエルは、いったい何者なのでしょうか?
例えば、「ハク」はもともとは「川の神様」でした。あの世界で考えると、千尋はもともと「人間」ですよね。
そしたらあのカエルの正体はいったい何なのでしょう。
あの世界では、油屋のスタッフで、湯婆婆に使われている身です。そして、ハクのことをとても慕っています。ハクに駆け寄ってきたとき、千尋は人間だとバレないよう息を止めています。
ということは、とりあえずアオガエルは人間ではないのかな?と推測できます。
しかし正体は、映画の中でもはっきりすることはなく、終わりました。
はっきりとした正体をわかることはありませんでした。
千と千尋の神隠しのカエルとナメクジ女との関係性は?
千と千尋の神隠しに登場する独特なキャラクターに、「ナメクジ女」がいます。
ナメクジ女もカエルと同様、一匹ではなくたくさんいます。
宮崎駿監督は、インタビューで以下のように答えています。
「現代人はカエルやナメクジのように見えている。私たちもカエルやナメクジのようなものじゃないですか」
独特な感性ですよね。
ハクが龍、そしてカエル、ナメクジといますが、従業員はみんな「ハク様」と呼んでいるので、ハクはカエルとナメクジより偉いのでしょう。
でもどうやら昔の説では、ナメクジは龍にはもちろん、カエルにも勝てないからナメクジが一番下っ端という考えはあるようですが、油やの姿から見ると、カエルと同等に見えます。
同僚とはいえ、ライバル関係があるのかもしれません。
千と千尋の神隠しは以下も検索されています、ぜひ参考にしてください!
まとめ
千と千尋に出てくるあの強烈なカエル、名前は「アオガエル 青蛙」です。
しかし名前を映画中には呼ばれることもありません。ただ、エンドロールで「アオガエル」となっていました。そして、声から察するに男性ですね。
「センはどこだ!センを出せ」は名セリフですよね。
カエルの正体は、推測では、カエルもハクと同じく、何らかの神様だったのではないか?ということです。
油屋では、ナメクジ女もでてきますが、油やの男性の従業員がカエルで、女性の従業員がナメクジ女です。性別が違う同等な関係で、いわゆる「同僚」であり「ライバル」という関係なのではないかと思います。
どちらも強烈なインパクトで、視聴者の記憶に良く残っているキャラクターではないでしょうか。