ディズニーのノートルダムの鐘はどちらかというと、子供より大人向けの映画ですよね。伝えたいことは人を見ためで判断しないことや、差別は良くないことというとても大切なことですが、理解するには子供には少し難しい感じがします。
このノートルダムの鐘の映画はまだ絵もきれいだし、ファンタジックなので見やすいのですが、元の原作は小説にあり、小説はさらにシビアなストーリーです。舞台やミュージカルもあります。
実は大人に人気のノートルダムの鐘が難しいのは、時代背景にもあると考えます。ピンとこないのはおそらく15世紀あたりの西洋が舞台だからでしょう。子供にはピンとこないかもしれません。
それでも子供に伝えたい、教えたい教訓ではあります。
今回の記事では、
- ノートルダムの鐘モデルとなった国はどこ?
- ノートルダムの鐘時代背景は?
- ノートルダムの鐘って実話?
- ノートルダムの鐘モデルの人物がいる?
などを紹介していきますので、ノートルダムのリアルを一緒に見ていきましょう。
ノートルダムの鐘モデルとなった国はどこ?
ノートルダムの鐘は、絵を見るからに西洋だとは予想が付きます。
実際に、パリにはノートルダム大聖堂がありますね。
そして映画ノートルダムの鐘の原作は19世紀に活躍したフランスの作家、ヴィクトール・ユゴーの「NOTRE-DAME DE PARIS」なのです。
大聖堂を見ているだけで、彷彿させるのでよく理解できますし、出てくるキャラクターたちや背景もフランスを思わせるシーンがたくさんあります。
ノートルダムの鐘時代背景は?
この時代は激動の時代と言ってもおかしくない頃です。
この時代は、差別や偏見が特に激しかった時代。ノートルダムの鐘のヒロインのエメラルダはこの時代によくいた移動系民族で「ジプシー」と呼ばれ特に差別を受けていました。
本物のジプシーは、芸事や詐欺、占いなどで生計を立てていたと言われ、嫌われる種族でした。
併せてカジモトのように、いわゆる障がい者という者にもかなり厳しい世の中で、差別が蔓延していた時代です。
辛く切ない時代だと言えるかもしれませんね。
一方で、この映画にも出てくる「ノートルダム大聖堂」は実在する建物です。大聖堂は15世紀前からある歴史ある建物です。いろんな小説、物語、絵画、映画など作品に登場していますよね。
ノートルダムの鐘って実話?
小説は、ヴィクトルエゴー作のものです。
ノートルダムの鐘は、映画も舞台やミュージカルなどもあります。どちらかといえばディズニー作品の中でも大人な作品と言われています。
しかも、原作の小説、映画、舞台はどれも少しずつ設定やキャラクター、ストーリーが違っていて、それぞれ個々の好みで好き嫌いがあるようですね。
小説版が一番シビアだと言われていました。
ノートルダムの鐘モデルの人物がいる?
このノートルダムの鐘の時代背景は、15世紀と言われています。
そのまさに15世紀にいたドイツの宗教裁判官である「ハインリヒ・クライマー」こそがフロローのモデルだというのです。
ハインリヒ・クライマーは、魔女狩りの指南書である本を出版しているのですが、異端者を見つけて裁判する裁判官だったそうです。
共通点は魔女や異端者に対しての考え方、ふるまい、権力のかざし方などだと言われています。
ノートルダムの鐘のフロローのモデルがハインリヒ・クライマーということは明確ではないのですが、有力候補であるというのは間違いなさそうです。
まとめ
ノートルダムの鐘のモデルとなったのは、フランスのパリということです。ノートルダムの鐘の時代背景はフランス西洋の15世紀が元になっています。
ノートルダムの鐘のキャラクターにモデルがいるのかどうかと調査してみましたが、ほとんどのキャラクターにはこれといった限定できるモデルはいません。しかし、どうやら、ノートルダムの鐘の「フロロー判事」にはモデルがいたのではないかと言われているのです。
15世紀にいたドイツの宗教裁判官である「ハインリヒ・クライマー」こそがフロローのモデルだというのです。
ノートルダムの鐘は実話ではありません。実話ではなく、原作として小説があります。
小説、映画、舞台などそれぞれ少しづつ設定やキャラクター、ストーリが違いますので、それぞれ楽しむことができれば良いですね。
