進撃の巨人が最終回になりましたね。単行本として34巻での終わりとなりました。最近はエンドレスで続く漫画も多い中、完結を迎えた珍しいヒット作品です。
しかしこの最終回には、大絶賛の声と裏腹に「意味不明だった」「複雑で何が言いたいかわからなかった」と最終的な場面を見て残念だと感じた人も少なくないようです。
進撃の巨人は、諫山創氏による日本の漫画作品で、アニメや小説、ゲーム、映画にもなっています。圧倒的な力を持つ巨人とそれに対抗する人間たちとの戦いを描いた作品となっており、絵のタッチをはじめストーリーにたくさんの人が惹かれ圧倒的人気を得ました。
いまでは、全国各地にモニュメントがあったり、「進撃の巨人諫山創ミュージアム」も建設予定だそうです。
今回の記事では、
- 進撃の巨人最終回の意味不明なシーンを考察!
- 進撃の巨人最終回のその後はどうなる?
- 進撃の巨人最終回ミカサの謎とは⁈
などを紹介していきますので、進撃の巨人最終回について知りたい方は記事を最後までご覧ください。
進撃の巨人最終回の意味不明なシーンを考察!
進撃の巨人の最終回が面白くなかった、意味不明だった、気持ち悪い終わりだったと言われているそのシーンを振り返ってみます。
どこの部分が意味不明なのか声をピックアップしてみました。
なぜミカサだったのか？
ユミルを解放できる人間が「ミカサ」だとして、ユミルに選ばれたのはなぜなのか？という疑問です。
確かにそこは疑問ですよね。
推測含めて解説してみます。
ミカサとユミルは共通点が多いということが言われています。ユミルはフリッツ王、ミカサはエレンという主を持っていますが、その相手を愛しているのです。
ミカサは愛しているのにエレンの首を切って戦いを終わりにします。ユミルはそれを見てフリッツ王からの呪縛から解放されて成仏できたのです。
そういう共通点があることからミカサが選ばれたのでは？という考察です。
エレンと山小屋で過ごす光景は何だったのか？
なぜか最後にエレンと山小屋で過ごす光景が出てきて、あれ？と思った読者も多かったようです。
この光景に関しての考察は、「もう一つの未来」だったのではないかという推測がされています。
ミカサが「あなたは家族」と答えるシーンがあります。
この山小屋で、
「あと4年の余生を静かに生きよう…誰もいないところで…2人だけで… そう言ってくれたのはミカサ…お前じゃないか」
とエレンが話しますが、その時に気置くで「俺はお前のなんだ？」という記憶のシーンが流れました。
このセリフを言っているときに、過去にエレンがミカサに「俺はお前の何だ？」と聞いている時の記憶が流れていました。
この瞬間でわかることは、質問に対してミカサが答える内容によって未来が変わってしまうということが推測できます。
ベルトルトを見逃したってどういうこと？
ベルトルトは壁に入るときに巨人に見つかり、そこで通常ならその巨人に食べられるはずなのに、壁にそのまま入ったのです。
ベルトルト自身も壁に入ったものの、なぜ見逃されているのかわかっていない様子でした。
なぜベルトルトを見逃したのか？エレンが「ベルトルトはあの時に死ぬべきではなかった」と言っていましたよね？
その理由は疑問ではなく、はっきりしている事実があります。
アルミンがベルトルトを食べる必要がのちにあるため、子供の時代だったベルトルトを見逃したということでした。
進撃の巨人最終回のその後はどうなる?
進撃の巨人が最終回となり、その度はどうなるのでしょうか？
人の争いは終わることなく、巨人がいなくなっても続いていくという終わりでした。
でも、少しだけアルミンの言葉で世界が変わったのではないかと考える余地はありますよね。
そしてそれぞれのその後は以下の通りです。
- ミカサ：エレンの首を持ち、パラディ島へ。
- ルミン、ジャン、コニー、アニ、ライナー、ピーク：世界からエルディア国へ、和平を申し込むための親善大使に。
- ヒストリア：パラディ島の女王
- リヴァイとファルガビ、オニャンコポンの4人：一緒に異国を旅する
進撃の巨人最終回ミカサの謎とは⁈
進撃の巨人最終回ミカサの謎と言われているのはどんなことなのでしょうか？
「ミカサの謎の頭痛」です。
漫画の最初からミカサには頭痛があって、その頭痛の原因に関してはずっと推測が語られていました。
ユミルはフリッツ王を愛しています。巨人をずっと月り続けたのも愛されたいから。
そして、ミカサはエレンを愛していました。
その点で二人は共通点を持っていたのです。
そしてユミルの呪縛を解放したのはミカサの存在でした。
ミカサがエレンを愛しているのを観察し、ミカサに自分の気持ちを投影するために頭の中を覗いていたのです。それでミカサの頭痛が起きていたというわけですね。
まとめ
進撃の巨人が最終回を迎え、絶賛の嵐で終わりました。
しかし裏腹に進撃の巨人最終回の意味不明なシーンによって訳が分からないまま終わったという人もいます。その意味不明なシーンとは、なぜユミルに選ばれたのがミカサだったのか？なぜ山小屋の風景のシーンがあったのか？なぜベルトルトは見逃されたのか？というような疑問です。
様々な伏線を解決しながら終わっていた進撃の巨人は、本当に伝説の作品になりましたね！
