聴覚障がい者の家族と、唯一耳が聞こえる娘ルビーの感動的な物語を描いた、映画『Coda コーダ あいのうた』。
この映画は実話に基づいているのでしょうか?また、原作となったフランス映画『エール!』とはどのように違うのでしょうか?
この記事では、『コーダ あいのうた』の真実と、両作品の違いを比較してみます。さらに、『コーダ』という言葉の意味についても解説しますので、最後までお付き合い下さい。
コーダあいのうたは実話!?
映画『Coda コーダ あいのうた』は、2021年に公開されたアメリカ・フランス・カナダの共同製作のカミング・オブ・エイジ・コメディドラマ映画です。サンダンス映画祭で史上最多4冠に輝き、世界中で感動を呼びました。
主人公のルビーは、聴覚障がい者の家族の中で唯一耳が聞こえる少女を演じ、歌うことが大好きです。しかし、家族の漁業を手伝うことと、自分の夢を追うことの間で、揺れ動く葛藤を描いたストーリーとなっています。
果たしてルビーは、家族と自分の幸せを見つけることができるのでしょうか?
彼女は、聴覚障がい者の家庭で育った子供(コーダ)の体験や感情について深く追求し、アメリカ手話も学びました。ルビーの家族を演じる俳優は、全員が実際に聴覚障がい者であり、彼らからも多くの意見やアドバイスを得ました。
この映画は、聴覚障がい者と聴者の間にある壁や偏見を取り除き、互いに理解し合うことの大切さを伝えるメッセージが込められた作品です。それだけではなく、家族愛や思春期の悩みや恋愛など、誰もが共感できるテーマも描かれています。
作品は、実話ではありませんが、現実に起こり得る感動的な物語として高い評価を得ました。
コーダあいのうたと原作映画(エール!)との違いを比較!
『Coda コーダ あいのうた』は、2014年に公開されたフランス映画『エール!』のリメイク版です。『エール!』も同じく、聴覚障がい者の家族と唯一耳が聞こえる娘ポーラの物語。ポーラは歌手志望であり、パリに進学するチャンスを得ますが、家族から離れることに躊躇し、葛藤する様子が描かれています。
『Coda コーダ あいのうた』は、『エール!』から多くの要素を引き継いでいますが、監督・脚本のシアン・ヘダーは、自分流のアレンジを忍ばせて、より個性的な作品に仕上げようと挑戦しました。以下に、両作品の主な違いを紹介しましょう。
舞台と職業
『エール!』はフランスの田舎の酪農場が舞台で、ポーラの家族は牛を飼っていという設定。『Coda コーダ あいのうた』はアメリカの海辺の町が舞台で、ルビーの家族は漁師です。監督のヘダーは、自分が幼い頃に訪れたことのあるグロスターを選びました。
グロスターはアメリカ合衆国マサチューセッツ州の海辺の町で、漁業が盛んな場所。ヘダーはこの町の美しさや労働者階級の気骨に惹かれており、映画の舞台にふさわしいと思ったそうです。
『コーダ』とはどういう意味?
コーダは、聴覚障がい者と聴者の両方の世界に属することになりますが、その中で様々な困難や葛藤に直面することもあります。
この映画では、主人公のルビーがコーダであることが重要なテーマになっています。彼女は家族から愛されていますが、自分だけが違う存在であることを感じているようです。
自分の夢や恋愛を追求することで、家族から離れることに不安を感じます。
コーダあいのうたは以下も検索されています、ぜひ参考にしてください!
まとめ
映画『Coda コーダ あいのうた』は、聴覚障がい者の家族と、唯一耳が聞こえる娘ルビーの感動的な物語です。
果たしてルビーは、家族と自分の幸せを見つけることができるのでしょうか?
気になる方は、是非、視聴してみてルビーの心情に寄り添ってみてください。また、
2作品の違いなども比べてみると、面白そうです。