赤ちゃんがなりやすい春の感染症の予防とホームケアまとめ

冬に流行るインフルエンザは感染者数が激減。しかし、RSウイルス感染症が過去最高の感染者数となった模様です。

未だ新型コロナウイルスも終息の兆しが見えないのと、従来の感染パターンとは大きく異なってきている現状なので、春になったら感染症は減るとは言えない状況のようです。

どんな対策をしていけば良いのでしょうか。詳しくみていきます!

目次

赤ちゃん感染症予防のために普段から気をつけること5選

赤ちゃんイメージ図

感染症から赤ちゃんを守るためには、普段からの心がけと行動が大切なのです。

元気な時にしておくべきことは以下になります。

①普段の様子を知っておく

赤ちゃんイメージ図
見ておくべきところ
  • 赤ちゃんの飲む量・食べる量は普段どれくらいなのか
  • 赤ちゃんの顔色
  • うんちやおしっこの状態

これらは特に毎日よく見ておく必要があります。

1日1回、同じくらいの時間に検温をして、赤ちゃんの平熱を把握しておくことも大切です!

医師が病気を診断するときの重要な手がかりとなるからです。

②規則正しい生活を送る

赤ちゃんイメージ図

早寝早起きを心がけ、規則正しい生活を送りましょう!

春による新生活によるさまざまな変化で生活リズムが崩れると、免疫機能が低下してしまいます。

特に免疫が切れ始める6ヶ月頃以降から、風邪をひく赤ちゃんが増えるので、遅くとも21時には寝かせるよう心がけましょう!

③積極的に予防接種を受ける

予防接種のイメージ図

ワクチンが作られている病気は、かかると重症化することがあり、ひどくなると命にかかわったり、後遺症が出たりすることがあります。

感染を予防する、または感染しても軽症で済むようにあらかじめ人工的に免疫をつけるのが予防接種の目的です。

赤ちゃんは、生後2ヶ月から定期的にあります。時期が来たら必ず受けるようにしましょう!

5〜11歳のコロナワクチン、上の子には受けさせた方が良い?

子供のワクチン副反応が、他の年齢層より大きいという報告はありません。
子供の感染は増えていて(特に10歳未満)重症化しないとは限りません。
ワクチンの接種で、子供たちへの厳しい生活制限や規制が緩和される効果も期待されます。
ワクチンに対してのメリット・デメリットを子供のわかる言葉で伝えて検討してみて下さい!

④春でも感染症の流行情報をチェック

赤ちゃんと医師のイメージ図

空気の乾燥によりウイルスが活性化する冬に比べて、春は感染症が流行しないイメージがありますが、そうとは限りません。

感染症の流行情報は通念チェックする必要があります。

自治体の掲示板やホームページなどで、その地域で流行している病気の情報が入手できます。

春先でも赤ちゃんは感染症にかかりやすいの?

新型コロナウイルス感染対策により、他の感染症の流行時期や内容が従来どおりでなくなっています。
流行がなかった感染症は突然、拡大する場合も考えられます。
また、保育園などは集団活動のため感染リスクも高まります。
保育園に通う兄弟がいる場合は、特に通念注意が必要です。

赤ちゃんが春でも病気にかかる理由

  1. アデノウイルスなど、冬とは別のウイルスが活発になるから
  2. 気温の変化が激しく、体調を崩しやすいから
  3. 赤ちゃんが保育園に通い始めた場合、保育園で流行した感染症に罹りやすいから
  4. コロナ禍前よりは減りつつも、イベントやレジャーの機会が多いから
  5. コロナ禍前より徹底されているとはいえ、冬よりも手洗いやうがいを怠りがちだから

⑤家族で感染予防を

マスクのイメージ図

新型コロナウイルス感染症が流行している間はもちろん、ママ・パパは外出先ではマスク着用、帰宅したら、家族全員石鹸で手洗いという基本的な感染症対策を実行しましょう。

赤ちゃんは、ウエットティッシュなどで手を拭くだけでも大丈夫です!

受診するかどうか判断する際の「受診前チェックポイント」

泣いている赤ちゃんイメージ図

赤ちゃんの様子が「いつもと違う」と感じたとき、迷うのが受診するかどうか。

判断するときに知っておきたいことを確認しましょう!

全身の様子をチェックしてみよう!

  1. 睡眠
  2. 顔色・肌の状態
  3. 機嫌
  4. おしっこ・うんち
  5. 食欲

①睡眠

いつもより眠らない、または眠りすぎるという睡眠の変化も病気の前触れの可能性があります。

ただし、いつもと違う時も、起きているときに機嫌よく遊んでいて食欲があれば、心配ないことが多いです。

②顔色・肌の状態

赤ちゃんの体調の変化は顔色に表れることがあります。

顔色だけでなく、肌の様子(発疹や赤みが出ていないかなど)も健康状態を知るヒントになります。

普段の様子を把握しておくことが大切です。

③機嫌

赤ちゃんは体調が悪いと不機嫌になります。

まず、暑い・寒い・お腹が空いている・おむつの汚れなど、不快の原因を取り除いてあげましょう。

それでもグズグズするようなら、他の症状を観察します。

④おしっこ・うんち

おむつ替えの時は、普段から回数や量、色、匂いを観察し、健康な時の状態を知っておきましょう!

いつもと違う時は病気のサインである場合も(うんちが白っぽいなど)

お尻や性気の状態も確認しましょう。

⑤食欲

母乳やミルクの飲みがいつもより悪いとき、離乳食を食べたがらない時は、体調が悪い可能性があります。

一方で「微熱がある」「下痢気味」でも食欲があればさほど心配はありません。

受診するかどうかを判断する時

症状が重く、緊急性が高い場合

診療時間外でも至急受診
  • けいれんを起こした
  • 意識が悪い
  • 食後、急にゼーゼー、頻回嘔吐、ぐったりしている

このような場合は、大至急かかりつけ医を受診します。それが難しい時は救急車を要請します。
夜間、休日なら夜間、休日診療に車で向かうか救急車を呼びましょう。

診療時間外でも受診
  • 水分を取れず、6時間以上おしっこが出ない
  • ヒューヒュー、ゼーゼーして呼吸が苦しい
  • 機嫌がひどく悪いまたはぐったりしている

日中なら、できるだけ早くかかりつけ医を受診しましょう。
夜間・休日は、夜間・休日診療へ行きましょう。ただし、夜間・休日診療では応急処置のみがほとんど。

症状が軽く、緊急性が高くない場合

ホームケアをしながら診療時間内に受診する
  • 高熱が出たが比較的元気
  • 発疹が出た
  • 同じ症状が続いて良くならない

かかりつけ医を受診しましょう。夜間・休日(連休以外)であれば、翌日の診療時間内でも!
かかりつけ医なら、カルテをもとに診療してもらえるメリットがあるのでそちらの方が良いかもしれません。

ホームケアをしながら様子を見る
  • 食欲がある
  • 睡眠は取れている
  • 機嫌が良い

「いつもと違う」と感じても、機嫌が良く食欲もあるなら受診の必要がない場合もあります。
少し様子見でも良いかもしれません。

症状があるときのホームケア

受診前も受診後にも適応します。

症状に合わせたポイントを守って効果的にケアをしてみましょう!

①鼻水・鼻詰まりがある場合

赤ちゃんの鼻水があるイメージ図
鼻水はとにかくこまめに吸引する

鼻水の量が多い時は、嫌がっても取り除いてあげましょう。
また、鼻水が外に出ていなくても、鼻の奥に鼻水が溜まっていて喉に回って咳が出ることも。
うまく吸引できない時は受診しましょう。

出ている鼻水を拭き取り、肌のケアも

吸引しても出てくる鼻水は、肌についたままだと荒れることもあります。
ぬるま湯で絞ったガーゼやティッシュなどで優しく押さえるようにふきましょう。
その後ワセリンを塗って肌を保護すると肌荒れ防止になります。

鼻水・鼻詰まりがあるときは中耳炎にならないよう注意が必要!

赤ちゃんは、鼻と耳をつなぐ耳管が太くて短い上にまっすぐなため、鼻水が耳に入り中耳炎になりやすいものです。鼻水や鼻詰まりは中耳炎の前兆の1つで、ひどくなると耳だレガ出ることも!鼻水が出ていなくても、詰まっている様子があれば、吸引で予防しましょう。

②熱が出た場合

正確に体温を測り、記録をつける

泣いた直後や授乳・離乳食直後を避け、脇の下の汗を拭き取り、脇のくぼみに体温計の先をしっかり入れて測定します。1日3〜4回検温して記録しておくと受診時に役立ちます。

発熱以外の症状がないか、全身状態を確認する

機嫌はいいか、食欲はあるか、おしっこの回数はいつもどおりかなどを確認して受診の緊急性を判断します。発疹・下痢・嘔吐・鼻水・咳など発熱以外の症状がないかも観察しましょう。

水分がとれるか確認し、こまめに補給する

発熱時には、体内の水分が多く奪われます。母乳・ミルク・湯さましや麦茶など、飲み物をこまめに飲ませてあげましょう。水分が取れない場合は脱水症状を防ぐためにも、早めに受診することをおすすめします。

発熱の状態に合わせて、衣類を調整する

熱が上がりきるまでは手足が冷たくなることもあります。寒そうなら、衣類などで温かくします。手足が熱くなったら、熱がピークに達したサイン。衣類を減らして調整してあげましょう。

やりがちなNGケア

  • 温めて汗をかかせる
  • 体を冷やしすぎる

③咳が出る場合

咳が出る赤ちゃんのイメージ図
鼻水を除去する

鼻水が外に出ていなくても、鼻の奥に鼻水が溜まっていて、喉に回って咳が出ることがあります。鼻水の量が多い時は、嫌がってもこまめに取り除いてあげましょう。鼻水吸引機なども販売しているのでそちらを使ってみるのも良いですね!

水分補給をする

水分補給をすることで、鼻詰まりの緩和やたん切りといった効果があります。ただ、鼻水が流れ込んで咳が出る場合、補給した水分でむせてしまうこともあります。飲ませる前に鼻水を吸引しましょう。

部屋の加湿をする

空気が乾燥すると咳を誘発したり、鼻詰まりが悪化することがあるので、室内の湿度は50~60%に保ちましょう!元気があればお風呂にサッと入れてもOK。湯気で鼻の中が湿って鼻水の吸引がしやすくなります。

上体を起こす

赤ちゃんが目を覚ましているときは、たて抱きで上体を起こしてあげると、呼吸が楽になり、鼻水やたんがのどにたまりにくくなります。寝かせる時も、丸めたタオルなどを背中に当てて上体を少し起こしましょう!

④吐いた

吐いたものを取り除き、しばらく横向きに

赤ちゃんが再び吐いたときに吐いたもので喉を詰まらせないよう、顔は横向きにさせます。横向きのまま汚れをぬぐい、口まわりや口の中もきれいにして、汚れた衣類を取り替えます。たて抱きにして様子を見てもOKです。

すぐには水分補給をしないよう注意

吐いた直後に飲ませると再度吐くことが多いので、吐いたあと2〜3時間は飲食を控えます。その後、搾乳した母乳、湯冷しなどを小さじ1の量を与え、20〜30分後吐かなければ少しずつ量を増やして水分を補給します。

離乳食はお休みにして水分補給を優先

離乳食は一旦お休みにして、水分補給を優先します。体調や食欲が回復してきたら、お粥やスープなど消化が良いものを少しずつ食べさせます。乳製品、柑橘類は吐き気を誘発しやすいので避けましょう!

二次感染には気をつけましょう!

赤ちゃんの嘔吐物には無数の病原体が含まれていて、感染力も強いです。適切に処理しないと、感染が家庭内などに広がります。(二次感染)ノロウイルスやロタウイルスは、アルコール消毒は無効です。嘔吐物がついた衣類や床などは、キッチン用漂白剤などに含まれる次亜塩素酸ナトリウムで厳重に消毒する必要があります。下痢便も同様です。

赤ちゃんが春にかかりやすい感染症10選

桜と赤ちゃんのイメージ図

赤ちゃんが春にかかりやすい代表的な感染症は主に10個あります。

  1. ヘルパンギーナ
  2. A群溶血性連鎖球菌咽頭炎(溶連菌感染症)
  3. 咽頭結膜熱(プール熱)
  4. ウイルス性胃腸炎
  5. 風邪症候群
  6. RSウイルス感染症
  7. ヒト・メタニューモウイルス感染症
  8. 突発性発疹
  9. 手足口病
  10. 水ぼうそう
病名特徴
ヘルパンギーナ○喉の痛み
・かかりやすい月齢・年齢
→6ヶ月〜
・主な症状
→喉に水疱や痛み、発熱
A群溶血性連鎖球菌咽頭炎
(溶連菌感染症)
○喉の痛み
・かかりやすい月齢・年齢
→1歳〜(特に3歳〜)
・主な症状
→発熱、喉の痛み、発疹、いちご舌
咽頭結膜熱(プール熱)○喉の痛み
・かかりやすい月齢・年齢
→特になし
・主な症状
→発熱、喉の腫れ、目の充血、下痢、嘔吐
ウイルス性胃腸炎○吐く・下痢
・かかりやすい月齢・年齢
→特になし
・主な症状
→嘔吐、下痢、腹痛、発熱
風邪症候群○鼻水・せき
・かかりやすい月齢・年齢
→新生児期〜(多くは6ヶ月〜)
・主な症状
→発熱、せき、鼻水、くしゃみ、喉の痛み
RSウイルス感染症○鼻水・せき
・かかりやすい月齢・年齢
→新生児期〜
・主な症状
→鼻水、せき、ゼーゼーする、発熱
ヒト・メタニューモウイルス感染症○鼻水・せき
・かかりやすい月齢・年齢
→新生児期〜(特に1歳〜)
・主な症状
→鼻水、せき、ゼーゼーする、発熱
突発性発疹○発疹
・かかりやすい月齢・年齢
→6ヶ月〜2歳
・主な症状
→発熱、解熱後の発疹
手足口病○発疹
・かかりやすい月齢・年齢
→6ヶ月〜
・主な症状
→手足を中心とする発疹、水疱、
口の中の痛み、発熱
水ぼうそう○発疹
・かかりやすい月齢・年齢
→6ヶ月〜
・主な症状
→全身の水疱、かゆみ、発熱

春先にかかった感染症の実体験

このブログ運営者の娘も、春先に以下の感染症にかかりました。

発症から完治までの道のりをまとめてみました!

手足口病

  • かかった月齢・年齢→2歳
  • 完治までの日数→5日ほど

発症から完治まで

1日目
保育園のお迎えに行くと、手と足に少しポツポツがあるとのこと。

保育園で流行っている時で、朝は何もなかったのが夕方お迎えに行くと担任の先生から「手と足に少しポツポツがある」とのことで、よくみてみると確かにありました。食欲もあまりなかったとのこと。

娘の手の写真
2日目
かかりつけ医に受診。「手足口病」と診断

発疹がお腹や背中など広範囲に増えていき、保育園はお休みに。
熱はありませんが、口が痛いせいか食欲がなかったです。

3日目
機嫌は良くなってきたが、発疹は引かない

熱もなく元気ですが、発疹はあまり引いていませんでした。
熱はないから、この日から保育園に登園。

4日目
少し発疹も引いていき、素うどんなら食べれるように

発疹の広がりも引いていき、昨日までゼリーだったのがこの日は素うどんなら食べれるようになりました。

5日目
発疹もほぼなくなり、食欲も徐々に戻ってくる

発疹の広がりもほぼ全部引いていき、食欲もかなり戻ってきました。酸っぱく感じたフルーツも食べれるように!

ウイルス性胃腸炎

  • かかった月齢・年齢→2歳
  • 完治までの日数→3日ほど

発症から完治まで

1日目
保育園のお迎え後、公園によりその帰り道で突然嘔吐。
夜に救急へ行き「ウイルス性胃腸炎」と診断

保育園で流行っている時で、朝は元気だったのに帰宅して公園により、その帰り道で嘔吐。夜ご飯も食べては吐くの繰り返しで救急へいきました。ウイルス性胃腸炎と診断され、坐薬を処方されました。

2日目
もともと熱はなく、下痢が続いた日

昨日から熱はありませんでしたが、嘔吐と下痢が激しかった1日目に比べ、2日目は嘔吐は治ったものの下痢は少し続きました。そして大人も感染。父母ともにダウンしてしまいました。

3日目
少しいつもよりゆるゆるうんちですが、食欲もありでいたって元気

嘔吐もなく、ひどかった下痢もゆるゆる系に変わってきました。食欲もあるので、ほぼ完治した模様です。今日から保育園登園に!

どちらの感染症も、保育園からもらってきました。

2歳だとマスクをつけずに集団感染なので、保育園で流行るとすぐ感染してしまいます。

特にウイルス性胃腸炎は、大人も感染してしまう厄介な感染症なので、特に注意が必要です!

できるだけホームケアで予防をしつつ、家庭内感染まで広がらないよう気を付ける必要がありそうです!

まとめ

今回は、赤ちゃんの春になりやすい感染症の予防法とホームケアについてまとめました。

冬になりやすいイメージですが、実は春も侮れないのです!

新型コロナウイルスも懸念されますが、できることは予防法などを取り組み、万が一の時には適切な対処法をスムーズに行えるよう理解を深めておきましょう!

ぜひ、この記事を参考にしてみてくださいね!

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